神経ブロック注射
痛みのある部位に薬を注射することで、ウイルスのダメージを受けて過敏な状態になった神経を落ち着かせます。つらい痛みを緩和させるだけでなく、血流を促す作用もあり、皮膚の症状改善にも有用です。また、血流が改善することで、麻酔が切れた後も症状の改善が期待できます。
顔を含めた全身のあらゆる部位への
注射が可能です
顔
- 星状神経節ブロック
- 三叉神経ブロック
首・上肢
- 星状神経節ブロック
- 頚部硬膜外ブロック
胸・背中
- 胸部硬膜外ブロック
- 肋間神経ブロック
下肢
- 腰部硬膜外ブロック
- 神経根ブロック
臀部
- 仙骨硬膜外ブロック
飲み薬
帯状疱疹に対しては、ウイルスの働きを抑える抗ウイルス剤と痛みを改善するための鎮痛剤を使用します。内服の抗ウイルス剤は症状が軽度〜中程度の場合に処方するのが一般的です。一方、急性期に鎮痛剤を処方することで、帯状疱疹後神経痛への移行を防ぐ効果が期待できます。